「インターネット」が分断されて、みんな礼儀がわからなくなっていって仲が悪くなる説

今の30分で僕が見たインターネットコンテンツ
・同年代のnote
・23の女の子のInstagramのストーリー4つ
・38のおっさんのFacebookの日記
・なんか売れてる人達とオタクのTweet100個ほど

全部インターネットなようで、インターネットじゃない。
「ケータイを触っている」ようで、いる世界が全然ちげえ。一つ一つの言葉に検索の互換性がなく、文脈を全く持たず、ストーリーに至ってはそもそも文字がないから検索出来ねえ

メールの時代から何も変わっていやしない、あるいはFacebook全盛だった2012年頃からすると、それより前より圧倒的に「分断された」。インターネットがアプリの中だけのモノにわざわざ押し込められたから、その間を行き来出来なくなったんだ。厳密にはみんなアカウントを持ってるから出来はするけど、想像出来ない。となりの人の「インターネット」のあり方を追体験出来ない。

だからオッサンのFacebookの「何の気のない」日記に取り上げられた青年は「わざわざFacebookで」話題にされた意味を意味もなく探すし、女子の「たかだかストーリーに」映り込んだオバサンは粘着質にストーリーを消せと詰め寄る。
「インターネット」の意味がみんなにとって分断されてきている。多分、量と見た目と検索可能性の部分において。

そう言う意味で「動画」を一点の場所に集め続けてガキからババアまで全員観させるYouTubeって本当すげえな。google検索じゃなくてYouTubeが最大の資産だと思う。

「インターネット」を表すものが2ちゃんねるだった時代の方が、まだみんないろんなものを共有していたし、「インターネット」と聞いて思い浮かべる絵がみんな一緒だったと思う。「2ちゃんねる」と「それ以外」だけで、しかも「インターネット」のほとんどが2ちゃんねるイメージだったから。つまり掲示板イメージ。

きっと若者の頭の中が、もっともっとわからなくなる。しかもそれが文字によらない、アプリの作り依存のものになるから、体験しないとわからない。TikTokとか俺無理だし。

 

わからなくなってく。わかれなくなっていく。
なんとなく、インターネットでみんな仲悪くなっていく気がする。