20181206~20181223のカッコイイもの等
実名ヒモ付きのアカウントでやり始めたら逆に怖いモノが結構なくなった気がした
チェンソーマン第1話
こんなところにナゼてめえが
ファイアパンチさんで終わってたと思ってた。なんで本誌おんねん。いやたまんなく嬉しいんですが。
ジャムパンを食べる話です。
- 作者: ジョン・ヴァーノン・ロード,安西徹雄
- 出版社/メーカー: アリス館
- 発売日: 1976/04/30
- メディア: 大型本
- 購入: 1人 クリック: 6回
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フツーの生き方をフツーじゃなさすぎる方法で求めていく、ていう方向性(ズレてたらごめんなさい)が冒頭3話でわかりやすく描かれてて、ルールとかメッセージの提示の仕方がweb漫画家さんっぽいなと思った(本誌連載なのにごめんなさい)
かっこ良さ観点で推せるポイントは絵柄の荒さ。だからいい、という感じがすごくする。(褒めてますホントごめんなさい) ファイパンの時から思ってたけどバトルの進み方が瞬殺orNothingで後期BLEACHぽくて危なっかしいなと思った。映画化とゲーム化とグッズ化がしにくくなるぞ。
サカイのグラフィック系新アイテム
柄物をカッコよく着たいという願望、大人になってから高まる。
結局今の時代、モテはUNIQLOとZARAで秒で作れる。モテ髪だって黒髪短髪が主流だ。
そんなんしっとーわボケ
でもだってだって柄モノが着たい。イロを出したい。何故なら我々は血の通った人間で、生きた動物や血の通った刺繍を愛するからだ。
得たい愛より自分の中からすでに出ている愛を死ぬまで大切にしていたい、そんなことに思いを馳せた。
モテと世間一般に言われるものはかっこよさとイコールではない。これは絶対だ。
人事は『シン・ゴジラ』が教えてくれる
www.works-i.com シン・ゴジラはビジネス映画で、最強の群像劇だと思う。巨災対は仕事版アベンジャーズです。
細々した鬱陶しいタスクを倒しながら、最後まで諦めず突き止めた真実の力で最後は災厄をぶっ倒しに行く。事業とかサービスを作ったり進めたりって一生この繰り返しだと思う。そこに対してブレない蘭堂さん本当にリスペクト。
今今日ここでニッポンが戦争になったら自分に何ができるかみたいなことって実はいつもずっと考えてて、そこで答えが出るようになったら結構いい人生じゃないかと思ってる、事故有能感的な意味で。だから調子に乗ったらよくシンゴジ観てる。
「我が国の最大の力は、この現場にある」
- 作者: 戸部良一,寺本義也,鎌田伸一,杉之尾孝生,村井友秀,野中郁次郎
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1991/08/01
- メディア: 文庫
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怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #42「決戦の時」
満を持して、ルパパトのベストバウト。
「「あいつなら」」「「どうする!!!」」
一人の強敵に複数人の立ち回りで立体+連動のアクションするのは多分昨年のキュウレンジャーの時からかなりすごいことになってるんだけど、一瞬時を止めて、二人のアップが出てきて、細かく短い葛藤と共鳴のあと、完璧な連動アクションで強ボスを倒す。
「対立」の構図で1年弱やってきたから出てきたやばさだったんだろうなあ
カッコイイものってびっくりするぐらい週単位で転がって来る。嬉しいな
20181203~20181205のカッッコイイもの等
20181203~20181209のカッッコイイもの等
Marvel's Spider-Man(PS4)
酔った勢いとボーナスの金額がわかった勢いで買った。PS4と一緒で2万円ぐらい。あんまり後悔はしていない。
ボタン一つで知ってるスパイダーマンのアクションができるのが最強すぎる。正直ハマりすぎてふつーに会社員してるのに一週間で計29時間ぐらいやった。それでシナリオクリアぐらい。
これやった後だと街歩いててもスポーツ観てても「ウェブスイング一つできねーのかよ」って言ってイライラする。
そんなクソしょーもないことはさておき
「ラチェット&クランク3 突撃!ガラクチック★レンジャーズ」以来凡そ15年ぶりInsomniac Games. BGMの感じとか、注目しながら横飛びで敵倒していく感じとかはすぐに感覚として蘇って来るだからすごい。あの時は幸せだったなあ、、、
ラチェット&クランク3突撃!ガラクチック★レンジャーズ公式ガイドブック (ワンダーライフスペシャル)
- 作者: ソニー・コンピュータエンタテインメント,小学館
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/12
- メディア: ムック
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それはいいとして
「スパイダーマンのセカイに入れたッッッッッッッッッ」ていう爽快感と背後からウェブ・フィニッシュでガツンと敵キャラ気絶させる気持ちよさだけで全然楽しめるゲームではないでしょうか。それにしてはやりこみが少ない、、、、ていうのはもはやキャラゲーに求めることじゃないのかな。
あとスパイダーマンの新コスがたまんなくかっこいい。ラバーみたいな質感の白スパイダー。
スニーカーみたいで好き。NIKEのスニーカーにありそうなデザインで大好き。スーツすぐ変えたけど。
King Gnu
お耳が幸せか。
人前に出た人ってココまでヒネくれてていいんだ
ってのが最初に出た感想な訳ですが。これがミレニアル世代か。
鬱な感じの世界観って周りの人とちゃんと共有していいんだ、っていうのが嬉しい感想。鬱カッコイイみたいなのはもはや流行りですらあるのかもしれない。
体感値だけど00年代に比べてカッコイイ人がタバコ吸う率って上がった気がする。僕が大人になっただけかもしれんけど。
退廃的で終わってる感じですらある、だけど人智の知らぬ強さは健在している。
そういう強さとカッコよさっていうものは大分日本的なものを次動かすパワーになってる気がする。
BANANA FISH
King Gnu 繋がりで見た
BANANA FISH Blu-ray Disc BOX 1(完全生産限定版)
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ただのホモビでした。エグめの。
人生の勝算/前田裕二さん
本人に悪く聞こえたらごめんなさい。退廃的カッコイイの最高峰。
こんなけダイバーシティダイバーシティ言われて、うっすらしっかり東大卒が使えないのアクティブラーニングだのなんの言われる中で、次(というか「次」が出るまでの間の)セカイを支えるのはこんな人、というイメージが強い。
学歴じゃない。経歴じゃない。その根底を支えるのは底なしの原体験とそこからの強烈な熱量。
いやこの人が別に吸ってるわけじゃないんだけど、読んでてそこかしこにタバコの濃い煙が見える。
これってなんでか。そんな煙の中で強烈に光るものを発揮し続けたから。一つ一つのアクションのディテールにこだわり時間をかけ続けたから。そんな、誰しもにできそうで絶対にできない、わかりやすい強さってどんなものなのかを教えてくれた本だと思う。
横浜F•マリノス 2018年シーズンラストマッチ 中澤佑二出場
ごめんね、何もカッコよくなかった。
だけど、見ただけで涙が出た。
それだけで象徴になれるものって、スポーツ以外では実現不可能だと思う。
黄金期の社長が病気でブっ倒れた後経営に再登板とか、〇〇芸能界復帰とか、そんなくそつまらんもんでは絶対表現できない年輪と、かっこよさと、渋みと、リーダーシップと、なんや諸々があった。
膝のテーピング全部剥がれててよかった。
ほな
ソー:ラグナロクにおけるImmigrant Song/Led Zeppelin
僕の年代なんかだとアジャ・コングさんと紐付けて記憶に収納されていた歌 何故だ
そんなImmigrant Song 「ソー:ラグナロク」(邦題だとマイティ・ソー:バトルロイヤル かっこよくない)のクライマックスで重要な曲として使われる
「アニメや特撮のクライマックスで主題歌が流れる」は太古からあるあるあるの盛り上げ方法として重用されて来たわけですが 「ソー:ラグナロク」の場合はちょっとこの熱くなり具合が尋常でない
(ここからバレなので)
いつ観ても真っ新な背景で降臨するヴァルキリー様がかっこいい
①「主題歌がクライマックスで流れる」のお手本的使用法
前述したように「主題歌がクライマックスで流れる」は様式美な訳ですが、その中でも圧倒的に王道。
左目を失い追い詰められたソーが「雷の神」としての自分を思い出し 雷を纏って反撃を始めるところからこのImmigrant Songが流れ出す訳ですが
・雷を手足のように使いヘラを圧倒する(ハンマー無しでは圧倒的ヘタレだった)ソー
・息を吹き返しそれぞれの場所で華麗に自らの強みで敵をボコボコにするその他主要キャラ(ロキ、ヴァルキリー、ハルク)
ここだけが流れ そしてここに至る2時間弱に終止符を打つ2分1秒 んギモチイイの一言
こういうのってそれまでの道のりとか なんやかんやを思い出してジワってくる作品も多い中 道中が余りにコメディタッチ過ぎたせいか はたまた逆転が余りに唐突過ぎたせいか 何故か高笑いしながら「オラやっちまえ」を連呼したくなる 劇場にいて本当に吹き出しかけた 後ろの席でもそんな感じのクスクスが聞こえたから多分みんなそんな気分だった 本当にいけいけオラオラかっこいいぞお前らモードの時って訳のわからない笑いが出ますね これがカタルシスか
②ストーリーに深く関わる内容
これの4分台なんかがわかりやすいんですが
「過程を思い出させてくれる」ことで「同情」と「だからこそカッコイイ」を生み出すみたいな感じが強いんですね、劇中歌って
そんな役割を、観終わってから振り返った時に果たしてくれるのがこの時のImmigrant Songでして
移民の歌 - Wikipedia
後から知ったのですが これ「移民の歌」なんですね いや直訳なんだけど
歌詞の内容は氷雪 (ice and snow) と白夜 (midnight sun) の国、すなわち北欧からやって来た航海者が西方の海岸 (western shore) 「新天地」に至り、大君主 (overlord) となって争いを収め、人々に平和と信頼とを取り戻すよう求めるというものであり、クリストファー・コロンブス以前にアメリカ大陸に到達したヴァイキングの伝説を歌ったものと考えられる。
上記リンクから
これそのまんま、「北欧≒アスガルド」「新天地≒地球」「ヴァイキング≒ソー」の図式で解釈できてしまう。
そんな伝説的リーダーシップ 終盤にソーが自覚した何者にも代え難いものにまんま結びついた内容だと知るとゲラゲラ笑いながら観てすんませんとなった そんな渋いエピソードもある 渋くもないか
この2点があって圧倒的オラオラ感+メッセージ性を同時に打ち出してくれた「Immigrant song」かっこいいです ヴァイキングを讃えよ